2024.07.26
お客様の陶板浴への想いを受け止めて
先日ある会合で、面識のないK様から「藤井さんの所は入浴施設をされていますよね」「妻が、癌で亡くなる前にそちらを利用していたんですよ」と声をかけられました。
奥様が辛い闘病生活を送られている中、K様は陶板浴への送迎をされていたそうで、「陶板浴に行くと楽になるらしく、大変気に入って足しげく通っていたんですよ」と、教えて頂きました。
この話を陶板浴の店長にすると、「K様の奥様は、抗がん剤の副作用などで辛い時に入浴すると随分楽になるようで、『ここがなくなったら困るから、社長さんに絶対無くさないでとお願いしておいて下さい。ずっと来るから』と仰っていました」と教えてくれました。
「絶対無くさないでとお願いされていた」という言葉を聞き、私も思い出しました。何年か前に、私の親しい社長から「うちの社員さんが難病の闘病中で、『陶板浴が無くなったら本当に困るから、藤井社長に絶対無くさないでとお願いしておいてください』と頼まれたんだよ」と言われ、病気で困っている方が陶板浴を必要として頂けているんだと感激したことを。そして、その社員さんのご主人がK様だと気づきました。
今回のK様との出会いは私に、一人でも多くの方に陶板浴を知ってもらい、一助になるようにしたいとの思いを新たにさせ、「ここを無くさない様にしていかなくては」と、自分を奮い立たせられる有難い出来事となりました。(代表取締役 藤井 文雄)