我が家の小さな自然
駐車場の奥に小さなメダカ池があります。
周りにアジサイ・ツツジ・ドウダンツツジといった小木を植えて、
その下にアヤメ・ギボシ・リュウのヒゲなどの葉物を植えています。
と言えば聞こえは良いのですが、実際は写真のような薮になっています。(^-^;
今では少し離して植えた茗荷も幅を利かせてきて、薮の中は良く見えません。
池の上に張り出したアジサイやツツジの枝に、モリアオガエルの卵が毎年産み付けられます。
よく見かけるアオガエルより一回り大きいアオガエルです。
水辺の木の枝に泡状の粘液に包まれた卵を産み付けて、孵化したオタマジャクシは下の水の中に落ちて育ちます。
足が生えて成体になると暫くは水辺で暮らしますが、やがて水辺を離れて山や森で生活します。 私が住む田舎では、山の腐葉土や畑の土の中に良く見かけます。
日本の固有種で、地域によっては天然記念物に指定されています。
国の指定ではないので、指定されている自治体の管轄外であれば捕獲も飼育も自由です。
でも住んでいる場所柄、最近ではなかなか見つけることも難しくなっているようです。
ガラケーのカメラなので画質は悪いのですが、我が家のメダカ池のモリアオガエルの卵の写真をご紹介します。
メダカ池では、最近あまり見かけなくなった日本最大のトンボのオニヤンマも孵化します。
ヤゴから成体に羽化するこの時期は注意が必要です。
結構離れている茗荷や花壇のコスモスにまで、よじ登って羽化するからです。
近くに止めてある車のタイヤにしがみついて羽化する個体も多いので、毎朝気をつけて出勤しなければなりません。
オニヤンマのヤゴは、5年も水の中で過ごして成虫になるようです。
ガンバレガンバレー♪
(S.S.)